10月2日~4日和歌山城西の丸広場で
妖しいイベントが盛りだくさん
コスプレスタッフがお出迎え
和歌山城西の丸広場に妖怪が集う―。「冥途カフェ」が10月2日(金)~4日(日)の3日間限定で開催。午後5時~8時半、妖怪の宴に足を踏み入れてみては。
和歌山市の和歌山城おもてなし充実事業の一環。紀の国わかやま国体中、県内外の人たちに楽しんでもらうのが目的。忍者の姿になり、車いすで城を訪れた人たちをサポートしている市民団体・城プロジェクトが企画しました。
西の丸広場に設けられたカフェでは、妖怪に扮(ふん)したスタッフがお出迎え。ステージでは、影絵やクラシック演奏の他、沼王国から王女姉妹が来和するなど、趣向を凝らしたイベントが行われます(右記参照)。
妖怪は、日本古来から伝わる民話や伝承などの中で語り、伝えられてきました。県土の77%が森林で覆われた和歌山県は、熊野の山中にひそむとされている一つ目で一本足の「一本たたら」、旅人などに取りつき、取りつかれた人を脱力感で歩けなくさせる「ダル」など、妖怪にまつわる伝説が多く残っています。
城プロジェクトの川島寛子さんは「妖怪を通して、地元の文化を広く伝えていきたいです。忍者もお迎えします。来てくださいね」と話しています。入場無料。
文化創造グループ | 073(422)4225 |
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城プロジェクト | 080(1437)4171 |
10月2日(金)
「妖しいライブと影絵&怪奇朗読+舞」
影絵人形劇に合わせてクラリネットやギターを即興で演奏。朗読と舞のコラボレーションも必見
10月3日(土)
「沼娘(ぬまっこ)・沼ライブ&おもしろ妖しい落語」
沼王国から来た浮泳と千泳が、電子楽器・テルミンとクロマチックアコーディオンを弾きながら、見る人を非現実的な世界にいざないます。他にも落語で笑いを誘います
10月4日(日)
「マエオカテツヤ妖怪図鑑&妖しいクラシック」
漫画家・マエオカテツヤ(右写真)が妖怪話を語ります。ちょっと妖しい内容のクラシック演奏もあります
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