0~2歳で育む人生の基礎 お母さんができる ポジティブな習慣
- 2019/4/25
- 子育て・教育
- 大切にしたい子育て習慣, 過去の人気連載コラム
子どもが生まれたとき、「自分は世界一の幸せ者だ」と思ったお母さんはたくさんいることでしょう。やっと会えた小さな命に「生まれてきてくれてありがとう」と感謝した人も多いかもしれませんね。ところが親とは不思議なもので、子どもの成長とともに“足りないところ探し”をするようになるのです。
実は乳幼児期にしっかりと自信をつけた子ほど、大人になって自分を信じる強い気持ちの持ち主になるといわれているのをご存知ですか? この大事な自信を身につけるには“足りないところ探し”をして平均値を目指すよりも、“できること探し”で子どもを認めることが大切です。
「あの子はもう首が座ったのね」「みんな寝返りできるのにうちの子はまだ」と周りの子と比べすぎると、足りない部分を発見して落ち込むということにつながります。すると、子どもにもお母さんの気持ちが影響して、「自分は人より足りないのだ」という価値観を形成してしまうのです。子どもに自信をつけたいなら、ぜひ “できること探し”を始めましょう。
できること探しのポイントは、人と比べるのではなく“昨日よりできるようになったこと”を探すこと。子どもは必ず昨日より成長しています。「昨日よりミルクをたくさん飲んだ」「昨日より元気な声が出ていた」など、できることにフォーカスすると子育てがどんどん楽しくなり、子どもの成長を肯定的に捉えることができるようになります。親子で自信を育める“できること探し”を、今日から始めましょう。
著者 | むらたますみ キッズコーチングシニアトレーナー |
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監修 | 竹内エリカ 幼児教育者、日本キッズコーチング協会理事長 |
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