0・1・2歳は人生の基礎 愛されている信頼を“7秒抱っこ”で育もう
- 2018/4/26
- 子育て・教育
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0・1・2歳は人生の基礎
愛されている信頼を“7秒抱っこ”で育もう
はじめまして。突然ですが、質問です。あなたはお子さんにどんな大人になってほしいですか? 勉強ができる子、運動ができる子、優しい子、いろいろな期待はありますが、お母さんなら誰でも「幸せになってほしい」というのが本音ですね。
実は、この幸せという感情は、自己肯定感と深く関係しているといわれています。自己肯定感とは、「自分はこれで良い」と信じられる気持ちのことです。自己肯定感を持った子どもは、自分の考えや行動に自信を持ち、失敗を恐れずチャレンジできます。人に助けられて物事を成し遂げる強さと、進んで人を助けられる優しさを手に入れることができるのです。
0・1・2歳児は、まさにこの自己肯定感を育むための基礎作りの時期。基礎工事をせずに頑丈な家を建てることはできません。一生のうちで体と心が一番育つこの時期に、好奇心とやる気の育ちという感性の基礎を築くことが、困難に見舞われても折れない丈夫な人格を作るのです。
そこで、この時期にもっとも効果があり、そしてとってもシンプルな方法は、毎日7秒間抱きしめること。毎日決まった時間に7秒間ぎゅっと子どもを抱きしめるだけ。この“7秒抱きしめ”で愛情ホルモンが出るといわれています。大好きなお母さんと密着してふれ合う安心感が、そのまま子どもの幸福感につながるのです。
たくさん抱っこされた赤ちゃんは、愛情深い人に育ちます。抱き癖などは気にせずに、思う存分抱っこしてあげてくださいね。
著者 | むらたますみ キッズコーチングシニアトレーナー |
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監修 | 竹内エリカ 幼児教育者、日本キッズコーチング協会理事長 |
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