韓流ドラマブーム再び
日本のドラマと何が違う?
Netflix(ネットフリックス)の「愛の不時着」と「梨泰院クラス」など今、冬ソナ以来の韓流ドラマブームだ。一体、日本のドラマと何が違うのか。制作費でみると、日本のドラマは1話平均で約3000万。韓国は総制作費20億円なんて作品もあるが、1話単位では日本とほぼ同じだ。ただ、その7割近くが出演俳優と脚本家に払われるという。つまり、話の筋と魅力あふれる俳優に力を入れている。また、お金の出どころであるスポンサーCMは、日本ではドラマの間に放送。一方、韓国はドラマ前後にCMが入ることがほとんど。つまり、1話まるまる途切れることなく、没入できる。さらに、ドラマ内で商品をPRする方法も取られている。主人公が好きなお菓子、行きつけのチェーン店、愛車など、さり気なくCMを入れているのだ。よく考えられたビジネスモデル。日本も、こういった手法が今後増えてくるだろう。人気ドラマの出演権、ドラマ内の子役名ネーミングライツなど、お金儲けの隙間は山のようにある。例えば、ドラマ内で「柿の葉寿司子」みたいな役名、近い将来あるのかも。
テレビのツムジ 関西の放送作家がバッサリ!
文:岡内義人
読売テレビ「土曜はダメよ」「かんさい情報ネットten.」、ABCラジオ「征平・吉弥の土曜も全開」など番組構成や、テレビCMなどを手がける
文:岡内義人
読売テレビ「土曜はダメよ」「かんさい情報ネットten.」、ABCラジオ「征平・吉弥の土曜も全開」など番組構成や、テレビCMなどを手がける
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