関西リーグ第12節レポート 今季リーグ戦初の黒星喫す
- 2016/9/12
- コーナー
- Allez ARTERIVO, 試合
9月10日(土)、アルテリーヴォ和歌山はアウェー・ビッグレイクB(滋賀県守山市)でレイジェンド滋賀FCと対戦し、1-3で破れました。

相手キーパーと1対1になったシーンで、しっかりと得点に結びつけた林慧選手。後半立ち上がりで2点ビハインドになった苦しい中で、1点を返す貴重なゴールでした。
序盤から相手にシュートチャンスを作られる、厳しい展開になったこの試合。21分にバックパスを相手選手に奪われて先制を許し、0-1で試合を折り返します。
後半開始間もない47分、2つ目の失点。その2分後、澤野康介選手からのボールを林慧選手がシュートし、1点を返しました。60分には行方優介選手からのクロスを受けた角島康介選手がゴールネットを揺らすも、惜しくもオフサイドでノーゴール。その後、71分にペナルティーエリア内で相手選手を倒してしまい、献上したPKを決められ1-3に。この日2枚目のイエローカードをもらった前山和磨選手が退場となり、残り時間およそ20分を10人で戦いましたが、得点を返すことができず。今年のリーグ戦で初めて黒星をつける結果となりました。
坂元要介監督は、「集中力を欠いた部分が見られ、噛み合っていないことも多かった。得点シーン以外、良いところはなかったと感じています。きちんと立て直し、次節に挑みます」と話しています。
関西リーグ第13節は、リーグ優勝をかけた大一番。9月17日(土)13:00に、ホーム・桃源郷運動公園陸上競技場(紀の川市)で、首位のアルテリーヴォを勝ち点3差で追うアミティエSC京都を迎え撃ちます。

2戦連続でスタンドに深々と頭を下げることになった選手たち。JFL昇格を目指すには、リーグ優勝は必須。次節の試合終了時、これと同じ姿を見せることはできません。
和歌山県出身、サッカー主体のフリーライター。関西を中心に、育成年代から地域リーグまで幅広く取材中
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