遊びの中で育つ子どもたち
- 2015/1/29
- 子育て・教育
- 子育てママのちょっとひと息
魔法の板・カプラを知っていますか。薄い細長い小さな板です。一人で高く積み上げたり、皆で万里の長城のように長く、高くしたり、自由自在。壊すのがもったいない大作が出来ると、大人が「まだよ、まだだよ」と声を掛け合い、ドキドキわくわくする中、狙いをつけた子たちが容赦なく近づきます。カラカラ、カラ~ン。木の柔らかな音がキッズステーションに響き渡ります。この音を聞きたくて、壊す快感を味わいたくて「もう一回、もう一回」と、壊しては作ります。そう、壊すために作るんです。十分に壊した子は十分に遊べるようになります。 大人が楽しそうに遊んでいると好奇心いっぱいの子どもたちが寄ってきます。遊びの仕掛け人になってみませんか。
(岡本瑞子)
著者 | 子どもNPO和歌山県センター理事長。親と子どもが集まる「和歌山市つどいの広場 キッズステーション」の代表 |
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名前 | キッズステーション |
住所 | 和歌山市匠町29 |
連絡先 | 073(402)0727 |