6月11日、日本を発着する大型クルーズ客船「MSCベリッシマ」が、和歌山下津港(和歌山市西浜)に寄港しました。ベリッシマの入港は、近畿エリアで初めて。同日、和歌山市(=和歌山市クルーズ客船受入協議会)は、「クルーズ客船 おもてなしイベント」を開催し、約3000人の乗船者を歓迎しました。
ベリッシマは、マルタ船籍のクルーズ客船。全長315㍍、総重量17万1598トン、7000人以上が乗船可能です。今回は、横浜港を発着地に、九州、沖縄、韓国などを巡るクルーズで、和歌山港に寄港しました。
午前9時の入港に合わせ、「和歌山フラメンコ協会」は華やかなダンス、「和歌山市消防音楽隊」はアップテンポな演奏で“お出迎えパフォーマンス”を披露。乗船者たちは下船後、岸壁に特設された出店ブースで梅干しやミカン、漆器などの県産品を購入したり、白浜や高野山を巡ったり、和歌山観光を楽しみました。
午前11時以降は、岸壁が一般開放され、世界有数の巨大客船を一目見ようと、多くの一般客が来場。客船を記念撮影する人や、買い物を楽しむ人でにぎわいました。午後4時には、「和歌山児童合唱団」の歌声とともに、来場者たちで盛大にベリッシマを見送りました。
8月以降もクルーズ船が寄港予定
大型クルーズ客船の寄港は今後も続き、8月16日(水)に日本生まれの大型客船「ダイヤモンド・プリンセス」、10月7日(土)、16日(月)、11月12日(日)に再び「MSCベリッシマ」が入港予定。おもてなしイベントも各日開催される予定です。イベントの詳細は、和歌山市ホームページでチェックを。
和歌山市ホームページ | http://www.city.wakayama.wakayama.jp/ |
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