まちなかに野菜ストリートが出現
野菜の日(8月31日)を前に、野菜を通じて健康を考えてもらうイベント「野菜フェスタ」が、8月30日(日)午前10時半~午後4時半、フォルテワジマ(和歌山市本町)で開かれます。今年は、まちなか交流センター「みんなの学校」も「野菜ストリートカーニバル」と銘打って、イベントを同時開催。ぶらくり丁商店街周辺が、野菜ストリートに変わります。
「野菜フェスタ」は、医師や野菜ソムリエらでつくる「野菜でげんき・和歌山」応援隊が主催。5回目となる今回は、「心と野菜」と題して、肉体、精神の両面から、野菜の果たす役割りを探ります。
3階の多目的ホールでは、野菜・健康・心をテーマに、医師や料理人、作家による講演(下記参照)。4階のイベントホールでは、初企画として、野菜バイキングが楽しめるクイズラリー、大学教授と和食の料理人による出前授業を実施。和歌山市内の園児・児童の絵画1027点を展示する他、新鮮野菜や加工品の販売などもあります。
また、5階のメディカルフロアでは、医師、漢方専門医による相談コーナー、筋力測定コーナーなどが並びます。
一方、「野菜ストリート・カーニバル」は、商店街内に、紀の川市内の園児の絵画171点を展示。的あてゲームなどの「野菜縁日」をはじめ、フェイスペインティング、チョークアート、ジュエルキャンドルといった野菜にちなんだワークショップが楽しめます。
応援隊事務局の玉置博子さんは「子どもからお年寄りまで楽しめるイベントが盛りだくさんです。皆さん、ぜひ来てください」、みんなの学校の三岩眞紀さんは「学生たちもボランティアで参加。みんなで一緒にまちを盛り上げたいです」とPRしています。どちらも入場無料。
問い合わせ
「野菜でげんき・和歌山」応援隊 | 073(454)0667 |
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みんなの学校 | 073(460)2028 |
講演の部
■午前11時半~「心(こころ)と野菜」南條輝志男(和歌山ろうさい病院長)
■午前11時50分~「野菜不足で心が痛む」西理宏(和医大病態栄養治療部長)
■午後0時20分~トークセッション「野菜でこころを元気に」
■午後1時半~「野菜でこころを育む」高木一雄(京料理たか木主人)
■午後2時10分~「肉を喰む、野菜を摂る、そして心の関わり」前田泰道(紀三井寺副住職)
■午後2時50分~「心に響く、野菜のすごさ」田中修(甲南大学教授)
■午後3時半~「言葉は心の野菜」辻原昇(芥川賞作家)
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