親世帯と子世帯の理想の住まい方 つかず離れずの近居が人気

家事の手助けやもしものときの安心感
今年度、国は少子化対策の一環として、三世代同居のための補助制度を設けるなど、施策を打ち出しました。働く子世帯にとって、子育てや家事を手助けしてくれる親世帯はありがたいこと。また、親世帯も同居により、さまざまな面で安心感が得られます。

内閣府が平成26年3月に発表した「家族と地域における子育てに関する意識調査」(対象20歳~79歳男女3000人、調査期間25年10月4日~11月4日)によると、理想の家族の住まい方は、近居が3割、同居・夫婦二人暮らし・離れて住むが、それぞれ2割となり、近居を理想とする傾向に。

また、祖父母の育児や家事の手助けが望ましいかどうかの質問は、「とてもそう思う」と「ややそう思う」が全体の8割を占める結果になりました(表①)。

では、祖父母側はどうでしょう。

UR都市機構の「育孫に関する調査」(28年6月3日~7日、対象0歳~小学3年生の孫を持つ55歳~80歳の男女932人)で、孫との距離に対して、近居者の7割が「今の距離で良い」、非近居者の7割が「今よりも近いほうが良い」と回答。近居を望む気持ちがうかがえました(表②)。

和歌山市でも、三世代同居・近居推進の支援を実施しています。考えるきっかけにしてみては。

20160924housing

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