医師や看護師、保育士などがアドバイス
医師や看護師、保育士などが集まり、子どもの発達をサポートしようと活動する団体「すくすく子育て@Wakayama」が先月、「生協こども診療所」(和歌山市有本)の跡地を利用して相談所を開設。幼児〜思春期の子どもとその親を対象に、「親子のための子育て相談会」をスタートさせました。日程は第3火曜午後5時〜6時半と第4土曜午後2時〜4時の月2回(無料、前日までに予約、オンライン可)。
同団体は、現在代表を務める和歌山生協病院小児科部長・佐藤洋一さん(写真)の呼び掛けで、2018年10月に結成。学習会を開く中、参加者から「育児に関する情報がほしい」「保育園や学校で集団活動が難しいようだけれど、医療機関などの専門機関に行くのはためらうことも…」などの声が上がり、相談所を開くことに。育児や病気・疾患、発達など、子どもに関することなら何でも受け付け、相談内容に合わせて専門資格を持つメンバーなどがアドバイス。対応が難しい場合は関係機関への紹介もしてくれます。
佐藤さんは、「今、育児や発達に関する相談が増えているのを感じています。また、子どもたちの置かれている現状や環境の格差を知るにつれ、困ったときに頼れる場所が大切だと考えるようになりました」と、相談所開設の思いを伝えます。その上で、「早めにより良い環境をつくることが子どもの成長にとって大事。ちょっとしたことでも気軽に相談してもらえれば」と話しています。
同団体はボランティアで成り立っており、メンバーは8人。現在、相談中の保育や受け付け業務を手伝ってくれるボランティアスタッフを募集しています。相談予約やスタッフ応募については下記へメール(sukusukuwakyama@waseikyo.com)または電話を。
お問い合わせ先 | すくすく子育て@Wakayama (和歌山生協病院附属診療所内 土・日曜、祝日を除く、月〜金曜午後1時〜4時) |
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電話番号 | 073(471)8171 |
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