“経験がものをいう”競技 常に学びで面白い 馬術 平原 枝里香 選手

平原枝里香選手(29歳、グリーンオアシス所属)、モカ 第64回全日本障害馬術大会2012 中障害飛越競技A8位 長崎国体 成年女子 トップスコア8位 東京国体 成年女子 トップスコア3位

平原枝里香選手(29歳、グリーンオアシス所属)、モカ
第64回全日本障害馬術大会2012 中障害飛越競技A8位
長崎国体 成年女子 トップスコア8位
東京国体 成年女子 トップスコア3位

競技会場は、兵庫県三木市
三木ホースランドパーク

馬術競技は、馬に乗って運動の正確さ、活発さ、美しさなどを目指すスポーツ。何といっても“人馬一体”の妙技が見どころ。今回取材した平原枝里香選手(グリーンオアシス所属)は、パートナーのモカと一緒に、トップスコアと標準障害飛越(ひえつ)競技に出場する予定です(下記参照)。

平原選手が馬術競技を始めたきっかけは、両親の影響だとか。「父が黒潮国体に選手として出場していました。おむつをはいているときから馬と触れ合う環境があり、競技として馬術を始めたのは小学3年生から」

選手が馬の能力を最大限に引き出し、馬も選手の要求に応えようとする信頼関係が不可欠。調教するときは「人間がリーダーということを教え、常にリスペクトさせます。上下関係をはっきりとさせることが大切です」と平原選手。

選手の年齢層が幅広く、何十年と挑戦できる馬術競技。「経験がものいう競技です。いつも同じ馬に乗って競技するわけではないので、馬が変われば別の技術が必要になります。終わりがなく、常に勉強することがあって面白いです」
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平原選手は、少年の部のコーチも務めます。馬の調整に、自身の練習、そして指導と、多忙ですが、「和歌山県出身の選手は私だけなので、県代表として優勝を目指して頑張ります」と、意気込みを語ってくれました。

馬術競技は、兵庫県三木市の「三木ホースランドパーク」で行われます。平原選手は、「競技会場では、タイムが電光掲示板に表示されるし、実況もアナウンスされるので、初めて見る人でも楽しんでもらえるはずです。ぜひ応援に来てください」と呼びかけます。

■トップスコア

難度に応じて点数が付けられた障害物を、規定時間内に選手自身が選んだコースで飛越する点取り競技

■標準障害飛越競技

障害物が設置されたコースを、乗馬して通過する技術を競う競技

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