アートやドライフラワーがポイントに
日暮れが日ごとに早くなり、夜が長くなる秋。室内もモードチェンジして、「夜」を快適に楽しく過ごしませんか。今回は、7月にオープンしたインテリアショップ「リビングハウス和歌山店」(和歌山市北大工町)のインテリア・スタイリスト藤井睦仁さんに、秋の夜長を楽しむ住まい空間について話を聞きました。
部屋をトータルに変えるのが大変でも、小物や家具の質感で雰囲気は一変します。中でもキャンドルやダウンライトなど“温かみのある明かり”は藤井さん一押し。主となる電灯を消し、ぬくもりを感じながら過ごすひとときは、日中の疲れを癒やしてくれます。「夜の長い北欧では、いかに部屋での時間を豊かに過ごすかを考えたろうそくの文化があります。LEDの時代に、素朴で柔らかな光が心を和ませてくれます」と藤井さんは話し
ます。
また、「ドライフラワーの質感と絵のテイスト」「ハラコ柄の家具とファーのクッション・ラグ」「キャンドルと赤い小物」といったように、同じ質感のものをリンクさせることで全体が統一。秋は、オレンジや茶系の暖色系アイテムが増え、全体的に落ち着いた雰囲気になりがちですが、そこにキラキラとした絵やアートフラワーを取り入れれば元気なイメージに。 「空間に合わせて小物やアートでイメージを変えるご提案もさせていただいています」と藤井さん。
更けゆく秋の夜長、癒やしのリビングルームでグラスを傾ける…、なんてステキですね。
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