番組終了の危機迫る
3つのポイントとは!?
新番組が続々と始まった、この秋の改編。つまり、終わった番組もそれだけあるということだ。
今まで、番組が終わるのを何度も経験しているが、終了への黄色信号がともると、大きく3つのことを変える傾向が。1つ目は、コーナー。数字が跳ねないので、コーナー自体を変えようということだ。2つ目は、アシスタント。これはラジオ番組によくあり、数字が今一つ伸び悩んでいるときに行われる。カンフル剤として、アシスタントを入れ替えるのだ。3つ目は、スタッフ。番組最後のスタッフロールを見れば、一目瞭然。構成作家なんか、ごっそり入れ替えられることもある。特に、立て直しを迫られた新プロデューサーが担当すると、こういう事態が起こりがちだ。ただ、これら3つで勢いを取り戻す番組が多いのも事実。そんな悲劇に巻き込まれぬよう、常に信号を確認したいが…。たまに、それとは違うスポンサーやタレント絡みで、急に赤信号となることもあるので、やっかいだ。どこかで、青信号にすぐ変えられるメンテナンスキット売ってないかしら。構成作家はすぐ飛びつくだろう。
テレビのツムジ 関西の放送作家がバッサリ!
文:岡内義人
読売テレビ「土曜はダメよ」「かんさい情報ネットten.」、ABCラジオ「征平・吉弥の土曜も全開」など番組構成や、テレビCMなどを手がける
文:岡内義人
読売テレビ「土曜はダメよ」「かんさい情報ネットten.」、ABCラジオ「征平・吉弥の土曜も全開」など番組構成や、テレビCMなどを手がける
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