男性アナウンサー 受難の時代へ突入!

テレビのツムジ

男性アナウンサー
受難の時代へ突入!

大阪の準キー局の男性アナウンサーは、現在何人いるかご存じだろうか。各局のHPを見ると、MBS22人、ABC22人、カンテレ14人、YTV11人の計69人。そんな中、毎日出ている男性アナは、ほんのわずかだ。そもそも在阪局では、男性アナは育ちにくい土壌になりつつある。女性アナは、カレンダー発売、大物MCのアシスタントなど、表の仕事がそのほとんど。一方、男性アナはスポーツ実況、ナレーションなど、声の仕事が多い。さらに、そのスポーツ実況そのものが減っている。例え番組があっても、フリーの売れっ子アナが、ポジションを奪っているケースも。そんな中で、ラジオというメディアがあるMBS、ABCは、まだ良い方だ。カンテレ、YTVでは、しゃべること自体が減っている。となれば、これからの時代、男性アナは、アナウンス技術があって、より一層のタレント性や、カッコ良さも求められるだろう。ならば、最初にタレント性があって、カッコいいモデルを逆指名し、アナウンス技術を教えた方が早いのでは?意外と、この手法がはやるかも。

テレビのツムジ 関西の放送作家がバッサリ!
文:岡内義人
読売テレビ「す・またん」「かんさい情報ネットten.」「土曜はダメよ」、ABCラジオ「桑原征平粋も甘いも」などの番組構成を担当中

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