生活環境が変化する春 セカンドライフをどう過ごす?
- 2018/4/5
- ハウジング
個人の時間、夫婦の時間のバランスを大切に
入学、就職など、春は家族の生活環境に変化が訪れることが多い季節。子どもが家を離れて夫婦二人になり、急に家ががらんと感じられることもあるのでは。
LIXIL(リクシル)住宅研究所アイフルが、全国100人を対象に行ったアンケート「子どもの自立によるライフスタイルの変化」の結果を公開しました。
その中で「夫婦二人の生活に戻った時の理想」に関して、「お互いに個人の時間を尊重する(42%)」、「できるだけ夫婦二人で行動する(22%)」「好きな場所に移住・住み替えをする(15%)」の順となり、個人の時間も夫婦の時間も大切に、バランス良く過ごしたい人が多いことが分かりました(グラフ参照)。
また、「子どもの自立後に夫婦でやりたいこと」については、「旅行やお出かけしたい(55%)」が半数以上、「趣味の分野を広げたい(24%)」「住環境を整備したい(8%)」「健康に良いことをしたい(7%)」などの声もありました。
同社によると、最近は“今”を快適に過ごすためとは別に、“セカンドライフ”を快適に過ごすためのリフォームを行っておきたい人が増えているとのこと。
その上で行った「セカンドライフに向けてやっておきたいリフォーム」については、“これから20年、30年を安心して暮らせるようにしたい”と「安全が重要・大きな地震に備えたい(36%)」が最多。続いて「生きがいが重要・自分時間を楽しむ場所をつくりたい(22%)」「健康が重要・家の中の寒さを解決して健康的に暮らせるようにしたい(18%)」の順になりました。
さらに「子どもが巣立った後、子ども部屋はどうしていますか」の質問には、子どもが帰ってくることを想定し「そのままにしてある(47%)」が約半数。「収納部屋として使っている(27%)」「自分たちの部屋として使っている(9%)」といった回答もありました。
自分たちがどんな暮らしをしたいのかを考え、より居心地の良いセカンドライフを送るために、参考にしてください。