照明やテレビを声で電源オン 今どきの「IoT住宅」って?

住宅と“もの”をつなぎ、暮らしを便利に

家電製品など、インターネットでつながるIOT住宅の例(画像提供=大和ハウス工業)

最近、よく耳にする「IoT(アイ・オー・ティー)」という言葉。「インターネット・オブ・シングス」の略で、さまざまなものをインターネットにつないで活用する技術のことをいい、家事負担や防犯といった、社会の課題解決の手段として注目されています。

多くの業界で導入され、住宅業界においても家そのものに取り入れた「IoT住宅」が登場しています。具体的にどういったことができるのかを、大和ハウス工業和歌山支店の新屋(あらや)誠さんに聞きました。

「例えば、カーテンを開けたり、照明やテレビを付けたり、自分自身で行っていた動作が、音声認識で自動でできるようになります」と説明。つまり、「おはよう」と「カーテンを開ける」を関連づければ、「おはよう」と言っただけで、カーテンが開くように。

続けて「玄関ドアの部分に設けたセンサーで家族の帰宅時間がスマートフォンで確認できたり、家の外からスマートフォンでエアコンなど家電の操作ができます」と話します。

では、IoTの技術を暮らしに取り入れるにはIoT住宅を建てるしかないのでしょうか。

「もちろんIoT住宅だと快適に利用できますが、既存住宅でも家にインターネット環境とIoT操作機器を導入すれば、エアコンやテレビなどの赤外線の付いた家電は、設定するだけで利用できるようになります 。でもカーテンなど赤外線の付いていないものは、センサーを取り付けるための電気工事が必要。IoTにつなぐものとつながないものを分け、自分の生活スタイルに合わせた設定ができます」と利点を伝えます。

便利さを実際に体感してもらおうと、同社では6月30日(土)と7月1日(日)の2日間、午前10時からふじと台15工区(和歌山市栄谷)で、IoT住宅のオープン見学会を開きます。詳しくは電話で問い合わせを。

【問い合わせ】
073(473)9500大和ハウス工業

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