次世代柔道のモデルケース
紀柔館の「エコクラブ」「転び方教室」
健康増進・維持のため柔道未経験者に人気
園児から小中高生、社会人まで現在約80人の塾生が通う柔道学習塾「紀柔館」(腹巻宏一代表、和歌山市木ノ本)では今、柔道を基礎とした新しいプログラムが注目されています。
「当塾では柔道の試合で勝つための技術指導以上に、最近は、健康と安全のために、誰もが気軽に柔道に親しんでもらえるような、日常生活に役立つプログラムを用意しています」と話す、腹巻代表。
なかでも社会人を対象とした「エコクラブ」は、自然と調和した身体に優しいプログラム(エコ柔道)で、20代から50代の社会人男女約20人が受講しています。
受講の動機は、健康維持・増進、子どもが柔道をはじめた、一度柔道をやってみたかった、護身術を身につけたいなど、さまざま。エコクラブは柔道未経験者が多い中、学生のころに柔道をやっていたという経験者もいます。参加する曜日や時間も自由に選べるのが、エコクラブの特長です。
また、昨年から柔道の動きを取り入れた転倒予防のための「転び方健康教室(ころ健)」を実施。シニア世代に好評です。
「柔道は日本発祥の武道でありスポーツです。投げ技、固め技、受け身という柔道特有の技能は、暮らしのなかで身を守ることに役立ち、対人関係を築く能力を養うこともできます」と、腹巻代表は、新たなプログラムを通して柔道の魅力を広めたいと話します。
※受講料等詳細はお問い合わせください。
問い合わせ | 紀柔館 |
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電話 | 073(452)9070 |
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