暖かい部屋でひんやり “冬アイス”がブーム
- 2018/12/13
- フロント特集
今やアイスクリームは、夏だけのものではなく、冬にぬくぬくの部屋で楽しむ時代。クリスマスパーティーの差し入れや年末の帰省時の手土産に、ちょっぴりリッチな“冬アイス”は小粋かも。
冬アイスがアイスクリーム市場をけん引
和歌山人はあまり冷菓を好まない?!
日本アイスクリーム協会の調査によると、2017年度のアイスクリーム類および氷菓販売金額は、5114億円(メーカー出荷ベース)で史上最高額を記録。上期が3138億円、下期が1976億円と、その販売構成比は6対4となり、確かに“冬アイス”が定着しつつあるといえます。
森永乳業の「冬アイスに関する意識調査」(16年10月29日~30日)でも、98.4%の人が「冬でもアイスクリームを食べたい」と回答。さらに、“冬アイス”を食べるシチュエーションとしては、53.5%が「夕食後のデザートとして」、40.2%が「お風呂上がり」をあげています。ちなみに、夏・冬ともに人気のフレーバーは「バニラ」が断トツで、次いで「チョコレート」。しかしながら、冬の方が、より濃厚な味わいが好まれるという結果も出ていて、夏に比べて高付加価値商品がよく売れるのも特徴だそう。
アイスクリームといえば、昔は“子どもの夏のおやつ”でしたが、昨今は“大人のデザート”としての地位を確立。にもかかわらず、和歌山人はあまり冷菓を食べない傾向があるようで…。
暑い夏は「シャリシャリでさっぱり」、寒い冬は「滑らかで濃厚」を好む傾向が顕著に。夏はシャーベットや氷菓、冬はチョコレートやバニラ味のアイスクリーム類がよく売れるのだとか。
実に98.4%の人が「食べたい」と回答。「部屋が暖まると冷たいものを食べたくなるから」が最も多い理由。また、女性が冬に食べる夜食の1位にアイスクリームがランクイン(男性はラーメン)。
これは、単純にカップで販売されているものが多いからでしょうか、溶けても手が汚れず食べやすいからでしょうか…。小さいころ、アメリカ生まれの某アイスの“大人食い”に憧れた人も多いのでは。
悲しきかな、和歌山市の消費量はワースト1位(県庁所在地・政令指定都市52都市)。なぜなのか不明ですが、この結果を見ると、比較的寒冷地でよく食べられ、温暖地で消費量が少ないよう。
差し入れ、手土産に、寒い冬だって喜ばれる濃厚ジェラートをピックアップ。消費金額拡大に貢献しましょ!!
ミルクやチョコレートなど定番フレーバーに加え、果実や野菜など旬の食材を使った多彩な味わいが楽しめるのが、ジェラートの醍醐味(だいごみ)。寒い冬には冬のおいしさが…。地元のジェラート専門店の人気商品、季節限定味を調査しました。
果実の味をより引き出すジェラートを、愛情を込めて手作り。12月17日(月)から、持ち帰り用が「リビング見た」で50円引きに(ネット販売を除く)。人気No.1は桃農家自慢の「桃みるく」。
桃みるく
自家農園で育つ「あらかわの桃」と木村牧場のミルクの組み合わせで、果肉がゴロゴロ。1年中食べられます。
まりひめソルベ
和歌山県産のイチゴ「まりひめ」を40%使用。濃厚イチゴのシャーベットは、冬から春にかけての限定。
店名 | 藤桃庵(とうとあん) |
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住所 | 紀の川市桃山町元901 |
お問い合せ | 0736(66)8475 |
営業時間 | 午前11時~午後4時 |
休日 | 水曜(年内の営業は12/24まで。1~2月は休業 ※ネット販売は受注OK) |
駐車場 | あり |
URL | https://www.toutouan.biz/ |
チョコレートショップでもあり、和歌山でいち早く手作りジェラートを始めた先駆け的存在。23年間変わらぬ配合で、徹底的に原料にこだわり、惜しみなく使用。人気NO.1は「ラッテ」。
ラッテ
生クリームをたっぷり使った濃厚なミルク味。作りたてと少し時間を置いたものでは味わいが変わるのだとか。
ピスタチオ
イタリア・シチリア島産の高級ピスタチオをぜいたくに使用。ピスタチオの風味がダイレクトに伝わります。
店名 | FLANDERS(フランダース) |
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住所 | 和歌山市西ノ店15-1 |
お問い合せ | 073(431)6007 |
営業時間 | 午前10時~午後6時 |
休日 | 火曜 |
地元産や全国のJAから仕入れた果実や野菜を使用。常時14種類ほどラインアップされ、今の季節は、洋ナシ、落花生、山ぶどうなどがお目見え。人気NO.1は「桃シャーベット」。
ほうれん草ミルク
寒くなればなるほど、ほうれん草の甘味が濃くなっておいしくなるそう。野菜が苦手な子どももペロリ。
桃シャーベット
「あらかわの桃」を使用。旬の時期にシロップ漬けにして1年中提供可能。シャーベットなので後味さっぱり。
店名 | JA紀の里めっけもん広場 |
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住所 | 紀の川市豊田56-3 |
お問い合せ | 0736(78)3715 |
営業時間 | 午前9時~午後5時 ※12/22以降、年末まで午前8時半~午後5時半 |
休日 | 12/31、1/1~4 |
駐車場 | あり |
URL | https://www.ja-kinosato.or.jp/01_mekkemon |
自家農園の野菜、果物をジェラートに。さまざまなものを育てているため、定番と季節品で、常に十数種類がスタンバイ。「食べて健康になってもらいたい」と、素材の栄養価にも配慮。
干し柿白ワイン
干し柿の甘みと、ほんのりと香るワインのアルコール感が相まって、ちょっぴり大人の味。リピート率が高い人気の一品
紫芋
ポリフェノールの一種である「アントシアニン」がたっぷり含まれ、やさしい“おいもさん”の味は女性好み。
店名 | キミノーカ和歌山MIO店 |
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住所 | 和歌山市美園町5-61和歌山MIO北館1階 |
お問い合せ | 090(7112)6533 |
営業時間 | 午前10時~午後7時 |
休日 | 和歌山MIO北館の定休日に順ずる |
駐車場 | 2000円以上の購入で90分無料 |
URL | http://kiminoka.com/(ネット販売あり) |
7、8種類を毎朝仕込んで、提供するのはその日だけ。ジェラートそのものの鮮度にこだわっているので、「テークアウトもできるだけその日に食べてほしい」と。人気No.1はピスタチオ。
チョコラータビアンコ
ホワイトチョコレートのジェラート。甘酸っぱいラズベリーがアクセントになって、口いっぱいに幸せの味が広がります。
ピスタチオ
滑らかな口当たりで、上品な味わいの中に、ピスタチオの香ばしい風味とコクが。さすがナッツの女王!
店名 | container(コンテナ) |
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住所 | 和歌山市塩屋4-5-14 |
お問い合せ | 073(496)2120 |
営業時間 | 正午~午後10時 |
休日 | 不定休(基本火曜) |
駐車場 | あり |
URL | http://container.crkr.jp/ |