時代を導く紀州の侍100人
『あがらの和歌山』第13弾を刊行
和歌山県内の主要書店で発売中
和歌山の豊かな文化を発信し、その魅力を伝える団体、「紀州文化の会」が、『あがらの和歌山 紀州の侍』を3月9日に刊行しました。
『あがらの和歌山』は、歴史や人、方言など毎回テーマを変えて、さまざまな角度から“和歌山のええところ”を紹介する書籍シリーズ。2007年に出版されて以来、今回で13冊目になります。
特出した才能を発揮するヒーローたち
最新版のテーマは「侍」です。17年、18年と2年連続で『紀州の女性』を刊行し、「活躍する紀州の男性も知りたい」との要望を受け、今後3年にわたり、一冊につき100人の侍たちを紹介することになりました。
その第1弾となる今回は、年齢制限を60歳以下にし、企業、地場産業、社会貢献活動、スポーツ、文化・芸術など、多種多様な分野で輝く男性を選出。レスリング五輪メダリストの湯元健一・進一兄弟をはじめ、県内外、そして国外でも特出した才能を発揮している100人がそろいました。
1人4ページを使い、「人生で成功するための条件」や「休日の過ごし方」など、人生哲学や人となりを感じさせる22の質問とその答え、またプロフィル写真を2点掲載。時代をリードする侍の素顔の魅力に迫ります。
同書を製作し、「現代の侍は、仕事も家庭も大事にしている人が多いと感じた」と語る、会代表の大江寛さん。「この本を通して、『地元にこんなすごい人たちがいるんだ』と感じてもらえれば。また、出版を機に交流の場を設け、まちづくりのお手伝いをさせていただいています」とも話します。
冊子はB5判、434ページ、2480円。ツタヤウェイや宮脇書店など、県内主要書店で販売。
問い合せ | 大江さん |
---|---|
電話番号 | 090(1222)6495 または 0736(67)7892 |
関連キーワード