春ドラマ記憶喪失が5人
その理由とは?!
この春、ドラマで異常事態が起きている。記憶喪失という設定のキャラが5人もいるのだ。「366日」と「アンメット ある脳外科医の日記」(KTV)、「くるり~誰が私と恋をした?~」と「9ボーダー」(МBS)、「約束~16年目の真実~」(YTV)。なぜこんなにも記憶を失うのか…。一つに、ドラマにしやすい設定というのがある。ドラマを作る時、よく言われていたのは、「記憶喪失」「双子」「整形」の設定は外すようにということ。古今東西、使い古された設定なので、既視感があるというのだ。なぜ、それを分かってもなお、5作品もあるのか。
恐らくだが、漫画原作を敬遠した影響だろう。今年の冬ドラマで起きた漫画原作者の悲しいニュースは記憶に新しい。つまり漫画原作の話が進んでいたが、急きょオリジナル作品をということになったのかもしれない(上記5作品の内、漫画原作はアンメットだけ)。そこで、脚本家は禁断の果実ともいえる“記憶喪失”に手を出したのだろう。後はドラマの中身次第。それこそ、記憶からなくなるような作品にならないことを祈りたい。
テレビのツムジ 関西の放送作家がバッサリ!
文:岡内義人
読売テレビ「土曜はダメよ」「かんさい情報ネットten.」、ABCラジオ「征平・吉弥の土曜も全開」など番組構成や、テレビCMなどを手がける
文:岡内義人
読売テレビ「土曜はダメよ」「かんさい情報ネットten.」、ABCラジオ「征平・吉弥の土曜も全開」など番組構成や、テレビCMなどを手がける
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