日本代表サッカー中継が
テレ朝系列の理由とは!?
8月31日に行われるサッカー日本代表ロシアW杯最終予選の対オ―ストラリア戦。勝てば、W杯出場が決定するが、引き分けか負けならば、一気に厳しくなる。地上波はテレ朝系、BSはNHKが生中継。皆さんはどちらをご覧になられるだろうか?NHKは、落ち着いたトーンで実況。一方、テレ朝は解説・松木安太郎氏が興奮するのが恒例だ。相手がラフプレイをしようものなら「カードだろ!」と激怒。日本がゴールを決めようものなら「やった!」と絶叫。この解説が癖になると一部では好評だ。その影響か、サッカー日本代表の試合は毎回、高視聴率。では、なぜそんなドル箱コンテンツをテレ朝系列が独占しているのか。それは、テレ朝がアジアサッカー連盟(AFC)と放映権を独占契約したから。基本的にサッカー日本代表の試合は、AFCの管轄下で行われている。だからテレ朝は、W杯予選もアジアカップも独占放送できるのだ(ちなみに、W杯本戦はAFC管轄外)。盤石の体制でテレ朝視聴率の勝ちは決まったようなもの。同様に日本代表も勝ちを決めてほしい。
テレビのツムジ 関西の放送作家がバッサリ!
文:岡内義人
読売テレビ「す・またん」「かんさい情報ネットten.」「土曜はダメよ」、ABCラジオ「桑原征平粋も甘いも」などの番組構成を担当中
文:岡内義人
読売テレビ「す・またん」「かんさい情報ネットten.」「土曜はダメよ」、ABCラジオ「桑原征平粋も甘いも」などの番組構成を担当中
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