新1年生のママ必見!
忘れ物をなくすには
忘れ物をさせること

ご入学おめでとうございます。親子ともがんばり過ぎるこの時期、子どもが忘れ物をしないように、毎日チェックに余念がないお母さんも多いのでは? 「周りに迷惑がかかる」「叱られたらかわいそう」と思うこともあるでしょう。でも、お母さんの責任感が、かえって忘れ物をしても平気な子どもを増やすとしたら…?

いつもお母さんがチェックしていると、子どもは考える必要がありません。「明日の支度はお母さんの仕事」となり、忘れ物をしたら「お母さんが準備してくれなかった」となるのです。この時期に大切なのは忘れ物をしないことではなく、明日の支度を自分でする習慣をつけることや、忘れ物をしないように自分で工夫することです。

そのためにしてほしいのが、ズバリ“忘れ物をさせる体験”です。忘れ物をすると何が起こるかを体験すれば、自然と「忘れ物を減らしたい」という気持ちが芽生えます。今日からぜひ、子どもに自分で明日の支度をさせてください。最終チェックもなし。忘れ物をして困る体験をさせましょう。忘れ物をしたらどうするか考えることで対処する力がつき、次第に忘れ物をなくすにはどうするかを工夫しながら学んでいきます。

お母さんは「これ入れた? あれ忘れてない?」の代わりに「〇〇ができたら、次はどうするんだっけ?」と確認の行動を促してください。小学校生活の基礎を培う1年生。お母さんの目が届いてフォローできるうちに、体験から自覚させてあげてくださいね。

著者むらたますみ
キッズコーチングマネジャー
監修竹内エリカ
幼児教育者、日本キッズコーチング協会理事長
HPhttps://momsknack.com/

子育て・教育

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