必ず昇格するため 全力で戦う 鈴木翼選手
- 2016/9/15
- コーナー
- Allez ARTERIVO, 選手情報
Jリーグ入りを目指して奮闘中の地元サッカーチーム「アルテリーヴォ和歌山」。
今回は、天皇杯1回戦が古巣との対戦となった鈴木翼選手にインタビューしました。
―対戦したかったモンテディオ山形との試合が実現しました。
鈴木「組み合わせを知ったときは、さすがに驚きました。山形のファン・サポーターの方や、お世話になった人には山形に在籍していた2年間で見せられなかった姿を見てもらえるかもしれないと思うとかなり気持ちが高ぶりましたし、県代表になって山形のスタジアムに立てるのを本当に心待ちにしていました。」
―鈴木選手は、NDスタジアム山形のピッチに立ったのは初めてでした。いかがでしたか?
鈴木「山形にいる頃は、入場前に整列している選手を見送るばかりでした。試合前、山形の選手と並んだことで、対戦相手としてここに戻ってきたんだ、ということを改めて強く感じました。いよいよこのピッチに立つんだな、と。」
―試合では同点弾をアシスト。山形のファンにも和歌山に来てから積み上げてきたものを見せることができましたね。
鈴木「サッカーを続けるからには、プロの世界に戻ってやろうという覚悟を持って和歌山に来ました。この山形戦に限らず、どんなチャンスがいつ巡ってくるかわからないので、いつでもつかめるよう準備はしています。よく動けたし、あんなにきれいにアシストできたのは和歌山に来て以来初めてだったんじゃないかと思います。運も巡ってきてくれました。」
―試合後、山形スタンドからは翼コールも起こり、山形の選手と言葉を交わす場面も見られました。
鈴木「負けてしまったのは悔しいですが、ファン・サポーターの皆さんはもちろん、お世話になった人々、友人、家族、たくさんの人に山形在籍時には見てもらえなかった姿を見せられたことは、素直にうれしく思います。山形の選手も「良かったよ」と声をかけてくれました。自分は契約更新できなかった選手。それでも少しは認めてもらえたんじゃないかと感じました。山形の皆さんに温かく迎えていただいだこと、本当に感謝しています。ありがとうございました。
また、和歌山からもファン・サポーターが駆けつけてくれて、Jクラブに負けないほどの声援を送ってくださいました。とても心強く、僕らの力になりました。いつも応援ありがとうございます。」
―リーグ優勝をかけた戦い、そして優勝できればJFL昇格をかけた戦いが待っています。
鈴木「山形戦のあと、省みました。これだけできるなら、もしかしたらこれまでのリーグ戦などでももっとできたのではないか、と。もう負けていい試合は1つもない。特にこれからの試合は、相手を見て全力を出し切らないようなことがあれば、足元をすくわれかねません。みんなの目標である昇格を必ず勝ち取るため、気持ちの部分も含めてしっかり準備し、全力で戦います。」
※次回は10月15日号掲載
次回ホームゲーム ※観戦無料
日時 | 9月17日(土)午後1時キックオフ |
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場所 | 桃源郷運動公園(紀の川市) |
対戦相手 | アミティエSC京都 |
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