平昌冬季五輪が開幕
民放とNHKの戦略は!?
いよいよ平昌冬季五輪。米データ会社、グレースノートの予想によると、日本が獲得するメダルは15個とかなり多い。また、時差のない韓国開催だから、生放送で競技が楽しめそうだ。つまりメダルも視聴率も期待できる。民放各局は2年前のリオ五輪同様、キャスターを芸能人中心に選出。主な顔ぶれは、中居正広(TBS)、松岡修造、織田信成(テレ朝)、髙橋大輔、野村忠宏(フジ)、櫻井翔、荒川静香(日テレ)、小泉孝太郎(テレ東)。各局バラエティーに富んだ人選だ。また今回も「gorin.jp」という共同サイトを立ち上げ、地上波で放送されない競技のほぼ全てが生配信される。一方のNHKは、地上波、BSで多くの競技を生中継。しかも、一部では高精細な4Kをしのぐ、8Kで放送するという。そんなキレイなことに意味あるの?と突っ込みはあるだろうが、選手の小じわまで分かるからスゴイ。大きなスポーツイベントに、高画質テレビを売り出すメーカーの戦略にまんまとやられ、僕も4Kテレビを買ってしまった。金は失ったが、日本選手の“金”に期待するまでだ。
※次回は2月24日号に掲載
文:岡内義人
読売テレビ「す・またん」「かんさい情報ネットten.」「土曜はダメよ」、ABCラジオ「桑原征平 粋も甘いも」などの番組構成を担当中
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