平成28年度下期の住宅の購入 一般消費者の約6割が「買い時」と回答
- 2016/11/10
- ハウジング
地震に強く、省エネの住まいを重視
住宅を購入する際、″どの時期に買うのが良いのか”″本当に今が買い時なのか”など悩むもの。一般消費者やファイナンシャルプランナー(FP)はどう考えているのでしょうか。住宅金融支援機構が今年10月、「平成28年度下期における住宅市場動向」についての調査結果を発表しました(調査時期は8月、ヒアリングやインターネットなど回答数は1万8882件)
28年度下期(10月~29年3月)の住宅の買い時感について、一般消費者は「買い時」が58.5%、「どちらとも言えない」が32.8%。FPは、昨年度下期に比べて「買い時」が69.0%、「どちらとも言えない」が26.2%でした。
一般消費者が住宅事業者選びで重視するポイントは、「建物の性能」「住宅の立地」「デザイン」の順(グラフ①参照)。建物の性能で重視することは、「高耐久性」「耐震性」「省エネルギー性」が多く、地震に強くて省エネルギーの住まいを望んでいることが分かりました(グラフ②)。
リフォームされた、または購入に合わせてリフォームする中古住宅の取得については、「関心があり検討している」が43.3%と最多。年齢別では、45歳~59歳の約5割が「検討している」と回答しました。まずは生活設計を確認し、住まいの購入時期を検討してみては。