岩出市誕生10周年 人と人がつながる住みやすい町づくりへ
- 2016/6/2
- ハウジング
住みたいエリアの住環境を知ろう ②
岩出市誕生10周年
人と人がつながる住みやすい町づくりへ
交通・子育て・医療・観光などに注力
家を建てるときの土地選び。交通の利便性、子育て支援など、何を基準に選びますか。3回にわたって紹介する本紙配布エリアの各市が行う今年度の取り組み。2回目は市制施行10年目を迎えた岩出市で話を聞きました。
同市は今年度、総合戦略として「岩出市まち・ひと・しごと創生総合戦略」を策定。31年度までの4年間を計画期間としています。市の担当者は、「交通、子育て、医療、歴史・文化の伝承など、人と人とがつながる住みやすい町づくりを目指しています」と話します。
交通面では昨年9月、京奈和自動車道・岩出根来インターチェンジが開通。29年3月には和歌山市までつながる予定です。今年度は、従来から進めていた市道山西国分線(通称・農免道路)で、歩道の設置や交差点の改良の促進に注力。「自動車の交通量が多いので、歩行者の安全面や自動車の円滑な通行に配慮した道路整備をしています」と説明します。
子育て関係では昨年8月から、子ども医療費助成制度の対象年齢を中学卒業まで拡大。就学前の入院・通院費全額に加え、小・中学生の入院費全額と通院費の3分の2を助成します。
また、国民健康保険では、30歳以上の被保険者を対象に人間ドックと脳ドック健診を実施。自己負担1万円で受けることができます。
さらに、今年4月、「ねごろ歴史資料館」と「旧和歌山県議会議事堂」がオープン。根来周辺の観光エリアを「ねごろ歴史の丘」と名付け、地元の歴史・文化を学べるスポットとなっています。「移動がより便利になりました。ぜひ、お越しください」と話しています。
<岩出市の政策について>
道路関係 土木課 | 0736(61)6936 |
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子ども医療・国民健康保険について 保険年金課 | 0736(61)6949 |
ねごろ歴史の丘 産業振興課 | 0736(63)5840 |