家づくりの第一歩、土地選びのチェックポイント②
インフラが整っている「分譲地」
「建築条件付き土地」は注意が必要

デザイン・設計重視には不向きかも

分譲地

「宅地(単独地)」「分譲地」「古家付き土地」、それぞれの特徴とメリット・デメリットを、“土地のプロ”たちが解説するシリーズ。今回は、「フジシマ不動産」(和歌山市南材木丁)の岡本泰典さんが、「分譲地」について話します。

「分譲地」は、建物を建てることを目的に住宅会社や不動産会社が広い土地を買い上げ、区画を整理して、宅地用に販売する土地のこと。「電気・ガス・水道が敷地内に引き込まれ、接道義務や道幅など“道路問題”もクリアな状態で売りに出されているので、単独地より購入しやすいと思います。そこに住むことを考えて宅地造成されているので、学校や病院、スーパーなど周辺環境も悪くはありません」と岡本さん。しかし、昨今、中心市街地で分譲できるほどの広い土地は少なく、その多くは郊外立地。「にもかかわらず、ライフラインや道路の整備代が転嫁されている分、やや割り高感は否めません」と。さらに、岡本さんは、「立地環境が良く、価格に納得したとしても、ちょっと待って! 『分譲地』には、もう一点、重要な確認要素があります」と注意を促します。それは、「建築条件付き土地」かどうかということ。

建築条件付き土地とは、①建物は決められた建築会社で施工②一定期間内に請負契約を結ぶ、というその「分譲地」を購入する上での約束事。“売建住宅”ともいわれ、建て主の意向はある程度取り入れられるものの、100%自由設計というわけではありません。建築条件を外せるケースもありますが、その場合は、土地代金がアップします。「家にあまりこだわりがない人や、条件付きの業者が気になっていた建築会社なら、建売住宅よりは自由度のある家が建てられますが、細部まで自分たちの思いを反映したい人には不向き。また、メーカーにこだわりがある人も、建築条件が外せたとしても、メーカーの規格によっては建てられない場合もあります」とのこと。

最後に、「分譲地」に家を建てるということは、同世代の世帯が同じ時期に住み始めることになるので、なじみやすいという反面、コミュニケーションが密になりやすいということも覚えておきましょう。

ハウジング

関連キーワード

 

交通安全キャンペーン2024 贈呈式

交通安全キャンペーン2024 贈呈式

おすすめ記事

  1. リビング和歌山2025年4月5日号「関西パビリオン・和歌山ゾーンの魅力に迫る いよいよ開幕、万博へ!」
     開幕に向け、注目が高まる“大阪・関西万博”。会場に足を運んでみないと分からない楽しさやワクワクが…
  2. リビング和歌山2025年3月29日号「学びたい気持ちを応援! 4月から国の新制度がスタート 子ども3人以上で大学無償化」
    2025年4月から、扶養される子どもが3人以上いる全ての多子世帯を対象に、大学や専門学校などの入学…
  3. リビング和歌山2025年3月22日号「和歌山県、旬の魚を訪ねて漁港巡り 伝統漁法と海の環境に恵まれた加太漁港」
     「さかなをたべよう!」キャンペーンを展開中の全国リビング新聞ネットワーク。今回は和歌山市の加太(…
  4. リビング和歌山2025年3月15日号「べらぼうな才能を発揮! 田沼意次のルーツは和歌山にあり! 」
    NHK大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」に登場する老中・田沼意次(演・渡辺謙)。田沼家は意次…
  5. リビング和歌山2025年3月8日号「災害時に発症しやすい 静脈血栓塞栓症 」
     今年3月11日は東日本大震災から14年、「いのちの日」。和歌山県は南海トラフ巨大地震が発生した場…
リビングカルチャー倶楽部
夢いっぱい保育園

お知らせ

  1. 2025/4/3

    2025年4月5日号
  2. 2025/3/27

    2025年3月29日号
  3. 2025/3/20

    2025年3月22日号
  4. 2025/3/13

    2025年3月15日号
  5. 2025/3/6

    2025年3月8日号
一覧

アーカイブ一覧

ページ上部へ戻る