子どもたちがスペイン流サッカーを体験 レアル・マドリードの元選手が特別指導
- 2014/9/13
- 子育て・教育
サッカー日本代表の本田圭佑がプロデュースする「ソルティーロ・ファミリアサッカースクール」が、8月27日に紀三井寺陸上競技場(和歌山市紀三井寺)で企画イベント「ソルティーロ×スペインメソッドクリニック」を実施。レアル・マドリード(スペインリーグ)の元選手であるイグナシオ・ラモス・ヒメネスさんをコーチに迎え、和歌山の子どもたちを指導しました。
〝サッカーを通じて夢を持つことの大切さを伝えたい〞という本田圭佑の思いのもと誕生した同スクール。サッカーの技術向上を目指しながら、大人になるために必要なことを学び、自分で判断できる選手を育みます。西浜校と岩出校の2校で、幼児〜小学6年生の児童が、本田監修のカリキュラムによる練習をしています。
和歌山県では初めての同企画。強豪・レアル・マドリードで約10年間活動し、引退後は選手の育成に精通するなど、今後の活躍が期待されているコーチであるヒメネスさんの指導のもと、総勢120人の子どもたちが練習に参加しました。午前の部は小学1〜3年生、午後の部は小学4年生〜6年生。元気よく声を出すことから始まり、パスやコントロール、シュートなどを真剣な表情で実践していました。
スペインサッカーの魅力といえば、華麗なパス回し。「日本のサッカーのトレーニングは、ドリブルなど個人の技術を磨くことが多いです。海外の子どもたちは、小さいときから、チームとして実践に近い練習をします」とスタッフの堀内大輔さんは言います。
「楽しかった! シュートの練習が特におもしろかった」と笑顔を見せる子どもたち。ヒメネスさんは「楽しみながら練習することがレベルアップにもつながります。日本のサッカー文化はまだ始まったばかり。日本の子どもたちのポテンシャルはとても高いと感じました。困難に立ち向かう気持ちを持って、日々努力を積み重ねれば夢はかないます」とエールを送りました。