子どもに関わる大人がハッピーに
それぞれの夫婦のスタイルで考えて
乳幼児の保育を野外で行う「森のようちえん」を主宰する佐道大倫(ひろのり)さんと、小麦・卵・牛乳フリーの子ども向け料理教室を行う、妻・匡子(まさこ)さんによる「まんまプレイス」が、夫婦参加型のワークショップ「くらしかたち」を企画。和歌山市の「わかやまの底力・市民提案実施事業」に採択され、1回目の「オリジナル果実酒を仕込む」を6月に開催しました。
参加したのは、和歌山市内・外6組の夫婦。午前中、夫婦が互いを紹介し会う“他己紹介”を経て、午後はふんだんに用意された果実やハーブ、アルコールから、組み合わせなどを相談して決め、二人で1瓶のオリジナル果実酒を仕込みました。
佐道さん夫妻も現在子育て中。子どもが生まれたばかりの頃、大倫さんはサラリーマンで帰宅が遅く、匡子さんは孤独な育児に落ち込み、会話も少なくなって険悪に…。「子どもが生まれて楽しい家庭になるはずが、ふと気が付くと“帰りたい家”じゃなくなっていました」と振り返る大倫さん。「これではいけないと二人で向き合うことを決め、会話を重ねました」。感情をぶつけるとお互いがしんどいし、だからといってわだかまりを残しても解決はしません。決して簡単なことではありませんでしたが、二人は“対話”を重ね、今の生きる道を見いだしました。
「子どもに関わる大人がハッピーだと、子どもも幸せに育ちます。そんな空間は一人では作れないので、それぞれがパートナーと話し合い、互いに心地よいと感じられる時間や空間を探って築いてほしい」と、匡子さん。
「毎回、何か楽しめる趣向を盛り込み、夫婦が気持ちよく“対話する”きっかけを作りたい」と二人。参加を呼びかけます。ワークショップはあと3回。参加は夫婦(カップル)で。託児あり。
問い合わせ | 佐道さん |
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電話番号 | 090(2012)6164または、073(463)5504 |
理想の暮らしとモノの配置
7月22日(日)住まいの動線やモノの配置を見直すことで、互いの心地よさを追求できるライフスタイルを考えます
木彫りの皿をつくる
9月30日(日)木を彫る心地よさに触れながら、お互いの関係に向き合います
リラックスについて学ぶ
10月21日(日)合気道をベースとしたリラックス法を取り入れる提案
時間 | 午前10時半~午後2時半 |
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場所 | にこにこのうえん(和歌山市府中) |
参加費 | 和歌山市在住1回1組2500円、市外1組3500円 ※9月は別途材料費 |
託児 | 1人1500円(おやつ付き) |
申し込み | こちらのフォームから |
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