天敵の子年だけど…ネコちゃん川柳
- 2020/2/20
- フロント特集
2020年(ニャオニャオ年)2月22日(ニャンニャンニャンの日)。読者の皆さまから「ネコちゃん川柳」を大募集しました。愛猫家たちの愛情たっぷりのエピソード、猫の深層心理が表現された川柳&写真に癒やされてください。選考は全日本川柳協会常任幹事で、和歌山県川柳協会副会長の川上大輪さんにお願いしました。
「2019ユーキャン新語・流行語大賞」に選ばれた「ワンチーム」。猫は犬に比べ、気ままなところがありますが、ネコちゃんたちが助け合っている気持ちが伝わってきます。
抱っこされるのが嫌なネコちゃんなのでしょうか。猫目線の“抱っこさせたる”という表現が面白いですね。
いつか猫を迎えられる日がくるといいですね。ネコちゃん好きな作者の姿が見えてきました。当面は写真に癒やされてください。
最初は仕方なく迎え入れたのかもしれませんが、結果的には家族の中心的存在になり、大切に育てられているのがよく分かります。
ネコちゃん川柳総評
2018年戌(いぬ)年の「ワンちゃん川柳」に比べると、ネコちゃんの心情を詠んだ句より、写真を表現した人間目線の句が多かったように思います。川柳は本来、人情、人間の暮らし、人生、人の世の出来事など“人を詠む”ものなので、動物を詠む(表現する)のはなかなか難しいもの。今回はまず、句の中で「猫」をしっかり詠んでいるかどうか、そして、ネコちゃんでなくても「犬」や「子ども」などに置きかえられないものを「オンリーニャン賞」に選びました。