建設会社「大東建託」の賃貸未来研究所が、全国規模で実施している居住満足度調査。毎年公表している「いい部屋ネット街の住みここちランキング2021」に加え、今回初めて、和歌山県版の「住み続けたい街ランキング2021」と「街の幸福度ランキング2021」の調査結果が発表されました。
「住み続けたい街」の1位に選ばれたのは紀の川市。「街の住みここち」では7位でしたが、質問項目の「街に愛着がある」(3位)、「街に誇りがある」(4位)と高い評価。自然豊かな環境で、桃やミカン、イチゴなどフルーツがおいしくて、京奈和自動車道の開通により利便性も高まり、県外からの移住者も多い町ですよね。2位は有田川町、3位に和歌山市がランクインしています。
一方、「街の幸福度」で1位に輝いたのはかつらぎ町。同町は「街の住みここち」でも1位を獲得。丹生都比売神社、高野参詣道三谷坂、高野参詣道町石道と3つの世界遺産があり、歴史や文化に注目が集まりがちですが、「行政サービス」「親しみやすさ」「静かさ治安」「物価家賃」に満足している人が多く、こちらも紀の川市と同様にフルーツ王国で、大阪・奈良方面へのアクセスの良さも評価のポイントと思われます。以下、御坊市、有田川町と続きます。
皆さんは自分が暮らす街をどう評価しますか?ちなみに47都道府県で和歌山県の「街の幸福度」は21位、「住み続けたい街」は5位。「住みここち」は25位以下でランクがついていません。マイホームは住みここちが良く、住み続けたいエリアで…。
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