夏休み前は計画性を育てるチャンス
「したいことリスト」を作ろう
- 2022/7/14
- 子育て・教育
- "伝わる"ママの話し方
もうすぐ夏休み。楽しみな反面、お母さんにとっては宿題や規則正しい生活など、頭痛の種が増える時期でもありますね。仕事と育児のバランスに悩む方もいることでしょう。そんなときにぜひお勧めしたいのが“したいことリスト”です。この夏休みに子どもがしたいことを、思いつくまま、いくつでも書いてもらいましょう。
約束は3つ。①書く前に「絶対に叶うとは限らない」と約束をしてから書き始めること②子どものやりたいことは否定せずに全部リストに載せること③全部書いたら「絶対にやりたいこと3つ」を決めてもらい、その3つは必ず実現させてあげることです。物理的に難しい場合は「そんなの無理」と頭から否定するのではなく、事情を説明して交渉しましょう。同時に“目標リスト”を作ります。したいことを実現させるため、宿題は毎日何ページする? 習い事の練習は何分?など、これも子どもの意思を確認しながら進めましょう。自分で決めたら目標になるので、やろうとするようになります。
したいことを考える時間はワクワクするもの。リストを作る時間自体がちょっとしたイベントになります。画用紙に飾り付けなどをして見えるところに貼ると、子どもたちのやる気も持続します。お母さんはやりなさい!と言わず「今日はいつする?」と聞いてあげましょう。思い出作りと習慣作りが同時にできる“したいことリスト”。夏休みが終わる頃、子どもの計画力や実行力がぐんと伸びていることに気付くでしょう。
著者 | むらたますみ キッズコーチングマネジャー |
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監修 | 竹内エリカ 幼児教育者、日本キッズコーチング協会理事長 |
HP | https://momsknack.com/ |
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