夏休みを穏やかに過ごすコツ
指示語を手放して
気持ちを伝えましょう
- 2024/7/18
- 子育て・教育
- "伝わる"ママの話し方
。「宿題しなさい」「夜更かししないで早く寝なさい」などと注意する回数が増え、子どもの反発も大きくなります。「今やろうと思ってたのに!」という言葉を一度は聞いたことがあるでしょう。実は、指示命令されると反発したくなるのは人間の本能。指示したとたんにやる気を失うのは普通のことなのです。じゃあどうすれば? 答えは簡単。たった2つのことを意識してみてください。
①事実を明確に伝える②指示をやめてお母さんの気持ちを伝えること。例えば、子どもたちが騒いでイライラするなら「うるさい! 静かにしなさい」ではなく、①お母さんは疲れていて、ドタバタされるとうるさく感じる②だから少し静かにしてくれるとうれしい。こんな伝え方ができます。早く寝てほしいときは、①何時に寝るという約束があるよね②お母さんは○○くんが早く寝て、朝元気いっぱいに「おはよう」と言ってくれるとうれしい…などと言うことができるでしょう。気持ちを伝えるには、主語を「お母さんは」に置き換えてみます。主語を「あなた」とすると指示命令になりますが、「お母さん」とすると、やってほしいことを明確に、穏やかに伝えられます。この方法だと、子どもは責められている感じがしないので、受け入れやすく行動に移しやすいのです。
お互いにイライラをためることなく上手に伝えあって、ステキな夏休みにしてくださいね!
著者 | むらたますみ キッズコーチングマネジャー |
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監修 | 竹内エリカ 幼児教育者、日本キッズコーチング協会理事長 |
HP | https://momsknack.com/ |
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