夏休みに乱れた生活習慣は 慌てず急がず
一つずつ改善するのが早道
- 2021/8/19
- 子育て・教育
- "伝わる"ママの話し方
夏休みも終盤。宿題や遊びなど、思い残しがないように毎日思い切り取り組んでいる子も多いのではないでしょうか。同時に、新学期のことも気になってくる頃。宿題はもちろんですが、乱れた生活リズムを取り戻すのに苦労する、という話もよく聞きます。実際、夏休みに気ままに過ごしていた子が、始業式の日から、急に元の生活に戻すのは難しいものです。どうしたらリズムを取り戻すことができるでしょうか。
生活リズムは習慣として脳に刻まれるので、始業式から急に全てを改めることはできません。親としては根気が要りますが、一つずつ改善していくのがポイントです。朝決まった時間に起きる、身支度を整える、朝食を食べるなど、朝することを子どもと一緒に書き出しましょう。さらに、それらを細かい動作に分けていきます。例えば「身支度を整える」なら、パジャマを脱ぐ、服を着る、歯を磨く、髪を整えるなどです。
時間がかかるように感じるかもしれませんが、こうして細かく分けて小さなゴールをたくさん設定することで、ただ「早くしなさい」と言うよりも、よほど早く習慣を取り戻すことができます。次に何をするか分からないようなら「服を着たら次は何をするんだっけ?」と聞いてあげてください。一度一緒に書き出しているので、思い出しやすいでしょう。
急がば回れ。長期休暇中も生活リズムが崩れないのが一番ですが、もし崩れてしまったという場合は、焦らず急がす、一つずつ取り戻しましょう!
著者 | むらたますみ キッズコーチングマネジャー |
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監修 | 竹内エリカ 幼児教育者、日本キッズコーチング協会理事長 |
HP | キッズコーチングマネジャー https://momsknack.com/ |
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