「キラキラ女子はばたけプロジェクトⅰn和歌山」でPR
新宮市と紀の川市の団体が活動を紹介
全国的な高齢化・人口減少が進む今、〝地方を盛り上げていこう〞と考えたとき、地域資源を生かした事業づくりやイベント開催、移住者や観光客の誘致など、どんなアイデアや工夫が浮かぶでしょうか。
各地でさまざまな人が町おこしに取り組む中、〝女性ならではの視点や発想が必要〞と、言われるようになって久しくありません。和歌山県内でも、女性たちの地道な活動が一定の成果を積み上げる一方、県内外への情報発信や認知度アップなど、次のステップへの課題も見え始めています。そこで少しでも多くの人に活動を知ってもらうきっかけをつくろうと、和歌山財務事務所がこのほど和歌山市内で、女性が活躍する地方創生魅力発信イベント「きらきら女子はばたけプロジェクトin和歌山」を開催。行政・民間女性でつくる「新宮市魅力発信女子部」や、行政・高校・大学生でつくる「魅力発掘×きのかわ女子」などがそれぞれの活動について紹介しました。
「新宮市魅力発信女子部」は、昨年に第1弾の取り組みとしてウェブマガジン「新宮人」を制作。今年は体験型イベントや商品開発に関する26の企画を提案し、ハイヒールをはいて走る徒競走「ハイヒールラン」や 特産の天台烏薬(てんだいうやく)を使った「新宮徐福チャイ」の販売など、一つずつ実現を図っていることを伝えました。 また、「魅力発掘×きのかわ女子」は、今年3月から活動を開始。〝日常的に使いたくなる〞シティープロモーショングッズとして、ガーゼタオルやマスキングテープ、不織布バッグを製品化したことや、ワークショップで提案された、和歌山電鐵貴志川駅や粉河寺といった地元のおすすめスポットを巡るバスツアーなどについてPR。この日は奈良県の団体も参加。斑鳩町の「斑鳩町商工会所女性部」の活動紹介や、読売奈良ライフの朝廣佳子社長の講演もあり、参加者たちは、メモを取るなどして、熱心に話を聞いていました。
同事務所は「引き続き、和歌山県内各地域の地方創生に向けた取り組みを意見交換などを通して把握し、それぞれの実情に応じてサポートをしていければと考えています」と話していました。
今後も女性のパワーから目が離せません!
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