園では優等生、家ではワガママ大魔王!「がんばってるね」が効果絶大
- 2020/10/15
- 子育て・教育
- "伝わる"ママの話し方
4歳くらいになると、突然ワガママがひどくなる子がいます。泣きわめいて要求を通そうとしたり、叱られると余計に反抗したり。お母さんは急な態度の変化に戸惑うことでしょう。心配で園での様子を聞くと「いつもいい子で助かってます」「みんなのお手本なんですよ」と称賛の言葉が。お母さんは「それ本当にうちの子?」と思うほど、子どもの態度が園と家とで違うことも多いのです。
「4歳」は、がんばろうという気持ちが芽生える時期。自分を律することを覚えていきます。ですが、まだまだ4歳。この気持ちが強い子ほど園での緊張が強く、家に帰ると反動が大きくなります。つい「園でできることは家でもしなさい!」と言いたくなりますが、家でワガママになるのは安心できる場所だと分かっているからこそ。受け止めてほしくてお母さんに甘えているのです。だからといって、そのままというわけにもいきません。改善するには、問題が起こって叱るより、毎日の習慣として「がんばってるね」と声をかけるのが良いでしょう。おすすめは「おかえり」のときにギューッとハグしながら「今日も一日がんばったね」。園でのがんばりをお母さんがちゃんと分かっていることが伝われば、子どもの心は落ち着いてきます。次第にひどいワガママも減るでしょう。お母さんの応援で、いろんなことに積極的に取り組めるようになります。
子どもが安心できる「がんばってるね」の声掛けを、ぜひ、習慣にしてくださいね。
著者 | むらたますみ キッズコーチングマネジャー |
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監修 | 竹内エリカ 幼児教育者、日本キッズコーチング協会理事長 |
HP | キッズコーチングマネジャー https://momsknack.com/ |
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