和歌山県立医科大学、臨床医初
女性の教授誕生!
- 2021/8/26
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和歌山県立医科大学附属病院紀北分院(かつらぎ町妙寺)・眼科の新教授として、岡田由香医師が就任しました。県医大出身の臨床医師では、初となる女性教授の誕生です。
「紀北分院眼科の教授に選任していただきまして喜びと同時に、責務の重さに身が引き締まる思いです」と話す岡田教授は、有田市宮原町の出身。学生時代は耐久高校のソフトボール部、県医大では軟式テニス部で活躍。同大の眼科学教室では、長年に渡り眼科診療や手術をはじめ、角膜創傷治癒や神経麻痺(まひ)性角膜症の研究、後輩の指導に携わってきました。さらに約1年半、アメリカのインディアナ大学に留学し、研究の成果を上げ、幅広い経験を通して国際的なコミュニケーションを深めてきました。「今後も地域貢献に力を注ぎ、より一層研究を継続・発展させながら、若手医師への教育・指導にも積極的に取り組みます」と熱弁します。現在、紀北分院では網膜剥離手術など、設備の関係で対応できない手術があり、地元で安心して手術が受けられるよう、早々に医療設備の強化と体制を整えていく意向です。
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