「熊野古道」「サンティアゴ・デ・コンポステーラ巡礼道」
12月1日(土)、講演会とミニコンサート
文化遺産や自然遺産といった価値あるものを、維持・保存していくために国際連合の専門機関・ユネスコが認定する制度「世界遺産」。毎年、申請された遺産が認定されるかどうかなど、世界中で関心が高まっています。
現在(2018年11月)、登録されている世界遺産は1092件。中でも道の遺産で知られているのが、和歌山県の熊野三山を中心に広がる「熊野古道」と、カトリックの聖地と呼ばれているスペイン・ガリシア州サンティアゴ・デ・コンポステーラを目指す「サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼道」です。
“道”が縁となり、互いに良さを認めながら、協力していこうと、県とガリシア州が1998年に姉妹道提携を締結。2012年からは、毎年約15人の青少年を交互に派遣し合うなど、交流を深めています。
提携20周年を迎える今年、県とガリシア州主催の記念イベントが和歌山市内と東京都内で実施されます。和歌山は12月1日(土)午後2時~4時、和歌山県立図書館2階のメディア・アート・ホール(和歌山市西高松)で開催(下記参照)。
両巡礼道を映像で紹介する他、ガリシア州の政府高官が来和し、歴史や観光について講演。ガリシアの伝統音楽のミニコンサートもあります。
担当者は「サンティアゴ巡礼道と、熊野古道の価値は世界的にも評価されています。両巡礼道の魅力を感じてもらうとともに、道を通じた交流について知ってもらえれば」と話しています。
入場無料。要予約。定員200人。11月30日(金)午後5時締め切り。できるだけ公共交通機関で来場を。
問い合わせ | 和歌山県国際課 |
---|---|
電話 | 073(441)2055 |
2時~3時半 巡礼道を映像で紹介、講演会
3時半~4時 ガリシア伝統音楽のミニコンサート
関連キーワード