かつらぎ町が全国8位にランクイン
大東建託が運営する「賃貸未来研究所」が、全国規模で実施する居住満足度調査、「街の住みここちランキング」。その特別集計「住み続けたい街(自治体)ランキング2022」の全国版が1月25日に公表され、伊都郡かつらぎ町が全国で8位、関西エリアでは3位に位置付けました。この調査は、全国1884自治体の20歳以上の男女に居住継続の意識レベルを聞いたもので、2020~22年で累計54万9836人の回答がウェブ経由で集計されました。
かつらぎ町に居を構える利点として、居住者からは「大きな震災がなく、自然が豊か」「周りの人が温かい」などの声が挙がりました。また、自治体担当者は、「温暖な気候でフルーツ栽培が盛ん、世界遺産が登録された伝統文化の町です。大阪都市圏へのアクセスも1時間半程度で、程よい田舎暮らしが楽しめます」と、町の魅力を後押しします。
また、和歌山県内に限定した住み続けたい街ランキングも公表されています。1位のかつらぎ町に続くのは、2位の紀の川市と3位の有田川町。紀の川市は京奈和自動車道が通り、大阪市内まで約60分という利便性や、「福祉に力が入っていて、障害者や高齢者に手厚い」との意見も。有田川町はJRの特急停車駅や高速道路のインターチェンジがあり、県名産の農作物や温泉も楽しめる一方、「生活費は都会より少なくすむ」との声が上がりました。
ちなみに、「住み続けたい街(都道府県)ランキング」でも、和歌山県は全国5位。和歌山県民は地元愛にあふれた人が多いのかもしれません。あなたの街の住み心地は、いかがでしょうか。
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