プロジェクションマッピング、ポポロハスマーケット同時開催
芝生エリアにブックカフェ、クルーズ
建て替え工事が始まり、平成32年に新しく生まれ変わる南海和歌山市駅―。その市駅周辺をどのように活性化させていくかを検証する社会実験「市駅“グリーングリーン”プロジェクト」が9月12日(土)、13日(日)に実施されます。
市駅前通りの舟大工町交差点〜シャインビルフクシマ前まで西側2車線約150mを歩行者天国にして、芝生を敷いた「ピクニックスペース」を設けたり、空きテナントを使って「ブックカフェ」を運営。近くを流れる市堀川を「プラグインハイブリッド船」でクルーズでき、雑貨や食材を販売するマーケットも出現します。
社会実験を企画したのは、まちづくりについて研究している「和歌山大学観光学部永瀬ゼミ」。市駅地区商店街連盟、城北地区自治会と連携をとり、昨年10月に「市駅まちづくり実行会議」を発足させ、ワークショップを重ねて準備を進めてきました。当日は、アンケート調査を行い、効果を検証。今後の市駅周辺のまちづくりについて市に提案していくといいます。
また、この社会実験と同時開催で、12日は、和歌山青年会議所(和歌山JC)による「WAKAYAMAプロジェクションマッピングin市駅」、13日は、毎月第2日曜にぶらくり丁で繰り広げられているマルシェイベント「ポポロハスマーケット」も行われます。プロジェクションマッピングは、駅ビル(南海和歌山ビル)に和歌山城や雑賀衆など“和歌山の魅力ある地域資源”を投影。ポポロハスマーケットは、従来のぶらくり丁に加え、緑をテーマに多肉植物などを扱う市駅前エリア、カヌー体験などができる水辺エリア(京橋中央駐車場周辺)、リユースマーケット&古本販売のストリートエリア(万町)と拡大して開催されます。
グリーングリーンプロジェクトは12日午後3時〜8時、13日午前11時〜午後4時。和歌山JCのプロジェクションマッピングは12日午後7時半と8時半の2回実施。ポポロハスマーケットは13日午前11時〜午後4時。
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