和歌山市保健所だより 番外編
一生に一度、肝炎検査 8月19日
「肝炎ウイルス検査」実施
- 2020/7/30
- みんなの健康
- 和歌山市保健所だより
和歌山県は肝臓がんの死亡率が高いといわれています。一般的に、アルコールが原因というイメージがありますが、約80%がB型・C型肝炎ウイルスが原因とされています。肝炎ウイルスに感染すると、肝臓の細胞が壊れていき、肝硬変や肝臓がんに進行することがあります。
しかし、肝臓は「沈黙の臓器」といわれています。肝炎になっても熱や痛みなどの自覚症状はほどんどなく、知らない間に病状が進行してしまい、命に関わる病気になります。また、B型・C型肝炎は、本人が気づかないまま持続的に感染している人が多く、注意が必要です。
早期に発見するには、「肝炎ウイルス検診(40歳以上が対象)」を受けることが大切です。検診は、特定健康診査と一緒に受けることができ、今年4月1日時点で40歳の人には、肝炎ウイルス検診無料クーポン券も送付しています。
和歌山市保健所では、今までに肝炎ウイルス検査を受けたことのない人を対象に、毎月第3水曜午前9時~11時に、無料で検査(採血)を実施しています。次回は8月19日(水)。予約制なので、まずは電話で相談しましょう。
肝炎治療は進歩しており、ウイルス性肝炎は治る、またはコントロールできる病気になっています。感染しても、医療機関で適切な治療を受けることで、症状の進行を防ぐことができます。医療費の助成制度もあります。 肝炎ウイルス検査を受けたことがない人は、一度検査を受けてみませんか。詳しくは「和歌山市感染症情報センター」のホームページを確認してください。
お問い合わせ先 | 和歌山市保健所保健対策課 |
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電話番号 | 073(488)5118 |
名称 | 和歌山市保健所地域保健課 |
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電話番号 | 073(488)5121 |
住所 | 和歌山市吹上5-2-15 |
営業時間 | 午前8時半~午後5時15分 |
休日 | 土・日曜、祝日、年末年始 |
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