新小学1年生の“通学デビュー”を応援
和歌山リビング新聞社は、今年も子どもたちの安全な通学を願って「新小学1年生・交通安全キャンペーン2024」を実施。小学校の入学シーズンに合わせて、和歌山市、海南市、岩出市の小学校と義務教育学校71校に入学した新小学1年生・3446人に、交通事故傷害保険が付いた「こうつうあんぜんてちょう」を配布しました。
今年で10回目を迎えたこの活動は、子どもから大人まで、それぞれの視点で交通安全への意識を高めてもらおうと2015年にスタート。交通安全関連の16団体と、県内の26企業の協力を得ながら継続しています。
手帳はランドセルのポケットにも入るA6サイズ、表裏合わせて16ページで構成し、和歌山県警のシンボルマスコット「きしゅう君」が登場。横断歩道の渡り方や道路の歩き方など、交通ルールやマナーをイラストとクイズ形式で分かりやすく伝え、親子で楽しみながら学べる内容です。また、保護者向けには、子どもを事故から守るためのポイントや交通安全の日などを紹介している他、交通安全年間スローガン(子ども部門)と、同キャンペーンの一環として募集した「交通事故防止標語」の入選作品も掲載。
4月5日、和歌山市役所で手帳の贈呈式が行われ、弊社の代表取締役社長・秦(はた)啓介が、「この活動は、さまざまな団体や企業に協賛いただき、継続することができています。今後も長く続けていくことで、小学生が安全に登校できる力になれたらと思っています」と阿形博司和歌山市教育長に、手帳を手渡しました。
阿形教育長は「10年間、新1年生に手帳を配布してもらって感謝します。交通事故の件数は年々減っていますが、子どもたちが事故に巻き込まれることが多々あります。手帳を活用して、事故のない新学期になってほしいです」と話しました。
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