白浜でリアル謎解き旅、新たな魅力を発見
和歌山大学観光学部・佐野ゼミの学生たちが、企業とコラボレーションして実際に商品化することを目指す「Student Innovation College(スチューデント・イノベーション・カレッジ、略してSカレ)2021」に参加。「SDGsに貢献する旅行商品」のテーマで1位を獲得しました。日本旅行とコラボして企画したツアー商品が、この夏に販売されます(7~9月)。
昨年秋から冬にかけて実施されたSカレには全国25大学約400人が参加。協賛企業や地方自治体などが提示した8つのテーマから一つを選び、学生たちは実現可能な商品のプランを考え、プレゼン。今回、旅行商品のプラン化に挑んだのは、同ゼミ・チームNEO。観光マーケティングを学ぶ4人は旅行サービス商品に興味を持ち、日本旅行が提示する「SDGsに貢献する旅行商品」をテーマに選びました。16チームが競い、見事1位となり、商品化が決定しました。
旅行商品名は「南紀白浜SDGsを学ぶリアル謎解き旅」。和歌山県を代表する観光地・白浜で、謎解きをしながらさまざまな場所を訪れてSDGsを学べるツアーで、4人は何度も白浜を訪れて調査し、オリジナルなストーリーと現地でしか答えが分からない謎をツアーに盛り込みました。
「SDGsというと堅苦しいイメージ、でも旅行は楽しくないと“行きたい”と思えないので、今人気のある“リアル謎解きゲーム”と白浜観光を組み合わせました」と4人。白浜にカッパ伝承が残ることを知り、「謎のカッパ伝説」を探るストーリーも4人で考えました。「新たな白浜の魅力を発見できる趣向を凝らしています。一人でも多くの人に、このプランで夏の白浜を楽しんでほしい」と、声をそろえます。
南紀白浜SDGsを学ぶ リアル謎解き旅
謎解きキットを片手に自分のペースで町内を観光するツアープラン
※この記事でのツアー申し込みは受け付けていません。下記まで資料(パンフレット)を請求の上、申し込みを
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