知らなかった和歌山城の姿が浮き彫り
日本城郭史学会委員として、県内から全国の城跡を研究し、お城のセミナー講師としても活躍中の水島大二さん(和歌山市在住)が、このたび「ふるさと和歌山城」をニュース和歌山から発刊しました。
本書は2017年3月から2年間にわたり、ニュース和歌山に連載された「ふるさと和歌山城」に加筆・修正・再構成されたものです。「羽柴から紀州徳川家へ」「石垣」「城門・城内、城下町」「天守」「変わる城郭 残る面影」の5つのテーマでまとめられています。
歴史の流れと天守閣や石垣の特徴をはじめ、「知られざる城内建物」や「残った堀と消えた堀」など、興味深い内容がたくさん掲載されていて、これまで知らなかった和歌山城の魅力を存分に発見できます。
写真や史料で分かりやすく解説され、また巻頭に掲載されている、城郭イラストの第一人者、香川元太郎さんによる和歌山城鳥瞰(ちょうかん)図も見どころ。
「和歌山城には再建された天守閣があり、どうしても天守閣が主役になりがちですが、城内にはそれ以外にも見どころがたくさんあります。普段何気なく見上げていた和歌山城の歴史の広がり、また城ファンにとっては和歌山城の築城の智恵と技を本書から感じとって欲しいです」と水島さん。和歌山城を散策する楽しみが広がる一冊です。
A5判、128ページ、オールカラー、1320円。和歌山県内主要書店、ニュース和歌山、インターネットで販売中。
今回、読者3人に同書をプレゼントします。希望者は、はがきに〒住所、氏名、年齢、電話番号を明記し、〒6408557(住所不要)、和歌山リビング新聞社「ふるさと和歌山城」係まで。締め切りは4月15日(水)必着。当選は発送をもって代えます。
問い合わせ
ニュース和歌山 | 073(433)4882 |
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