レトロかわいい駅舎ににぎわいを
電車と駅を利用するマーケットイベント「きのくに線駅マルシェ」が、5月14日(日)午前10時~午後3時、JR加茂郷駅、下津駅、初島駅前で開催されます(雨天決行)。
主催は、JR西日本和歌山支社や御坊駅、白浜駅駅員らで組織する同実行委員会。同イベントは昨年10月、初島駅、箕島駅、紀伊宮原駅で初開催。コロナ禍で乗客数が減少した鉄道の利用促進と、車社会の和歌山において特に紀中、紀南では、電車に乗ったことがないという子どもも珍しくなく、鉄道に親しみを持ってもらうおうと企画し、延べ7000人が来場しました。今回は、駅間の移動の利便性を考慮して、イベント開催時間帯に30分間隔で列車が停車する無人駅3駅を会場に、規模も拡大して行われます。「私たち駅員は管轄範囲の無人駅の掃除に回るのですが、レトロで趣きのある駅舎があまり活用されていないのが寂しくって、自分たちの力で何かできないかと考えました」と同イベントの発案者・御坊駅駅員の上田麻維さんは話します。
イベント当日は、3駅の構内や駅前に飲食物販店が合計47店出店。県内各地域の名だたるお店が一堂に集まります。おむつ替え・授乳スペースも設置。さらに、小学生以下が対象の子ども制服着用(初島駅)、駅員が改札で使うスタンプ「チケッター」の体験(下津駅)なども。開催駅周辺に駐車場はないので電車で来場を。駅はICOCA(イコカ)が利用できます。問い合わせはインスタグラムのメッセンジャーで。
出店店舗など詳細はInstagramで確認を | @eki_marche |
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