医療機関で処方される薬には、新薬(先発医薬品)と、国が新薬と同等と認めたジェネリック医薬品(後発医薬品=ジェネリック)があります。ジェネリックの価格は新薬よりも安くなることが多く、生活習慣病など、薬を長期服用する場合、自己負担額が軽減される他、国の医療費削減にもなると期待されています。
全国健康保険協会では、新薬からジェネリックに変更した際、一定額の薬代を軽減できる可能性のある15歳以上の加入者に対し、「軽減額通知書」を8月24日に送付。処方された新薬をジェネリックに変更することで軽減できる1カ月の薬代の目安などを案内しています。
同協会和歌山支部の担当者は「ジェネリックを希望する場合は、診察時に医師や薬剤師に相談してください。うまく説明できないときは、通知書に同封している『希望シール』を保険証やお薬手帳に貼り、意思表示をしましょう」と説明。
また、普段服用している薬をジェネリックに変更すると、どのくらい薬代が減るかを調べるには、無料の検索・試算サイト「Genecal(ジェネカル)」が便利です(http://www.genecal.jp/)。サイトでは、高血圧の代表的な薬を1日1回1年間服用したと仮定した場合、3割負担で約1万1300円の節約になるなどの例も挙げられています。気になる人は一度、ジェネリックの使用を検討してみては。
お問合せ | 全国健康保険協会和歌山支部企画総務グループ |
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店舗名 | 全国健康保険協会(協会けんぽ) 和歌山支部 |
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Webサイト | https://www.kyoukaikenpo.or.jp/shibu/wakayama/ |
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