特定健康診査(特定健診)を受けても、 “検査結果で全ての項目が基準値内だから”と安心したり、“基準値から外れているけれど、特に症状がない”と、放置したりしていませんか。
生活習慣病の早期発見・治療・予防を目的とした特定健診は、年1回受診したらそれで終わりではありません。重要なのは、健診結果をしっかりと読み取ることです。
生活習慣病は、自覚症状が現れたときには重症化していることが少なくありません。そのため、健診結果は自分では気付かない体の変化を知る手段の一つになります。 全国健康保険協会和歌山支部の担当者は「数値が基準値内であることも大切ですが、何年かの間に少しずつ基準値外に近づいていないか、または大きく変動していないかなど、自分の体の状態を把握しておくことが大事です。最新の結果だけではなく、過去数年間の結果と比較しながら確認するようにしましょう」と話します。
もし、健診結果が生活習慣の改善や経過観察が必要という判定であっても、普段の生活を見直すなど、少しの心がけで数値の改善が期待できることも。担当者は「運動、食事、休息のバランスなど、自己管理をすることで健康への意識も高まってきます。早めに予防や治療に取り組みましょう。保健指導の対象になっている人はアドバイスを受けるのもおすすめです」と話します。
面倒と思わず、特定健診を積極的に活用して、元気で充実した毎日を送りましょう(完)。
お問合せ | 全国健康保険協会和歌山支部保健グループ |
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電話番号 | 073(435)0224 |
店舗名 | 全国健康保険協会(協会けんぽ) 和歌山支部 |
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電話番号 | 073-421-3100(代表) |
Webサイト | https://www.kyoukaikenpo.or.jp/shibu/wakayama/ |
住所 | 〒640-8516 和歌山市六番丁5 和歌山第一生命ビル3階 |
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