メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)が原因で起こる、生活習慣病の早期発見・治療・予防を目的とした特定健康診査(特定健診)。
健診の結果、生活習慣病の発症リスクが高いけれど、日常生活を見直すことで予防効果が期待できる人には、保健師や管理栄養士などから、運動や食事、睡眠など、結果に合わせた改善アドバイスが受けられる「特定保健指導」の案内状が送られてきます。
特定保健指導の対象者は、腹囲が男性85cm、女性90cm以上または、肥満度を示す体格指数・BMI数値25以上に加え、血糖、脂質、血圧が基準値を超えているかどうか、喫煙歴はあるかによって決まります。
特定保健指導では初回の面接で、食事内容や運動習慣の見直しと改善目標を設定。3~6カ月間かけて取り組む減量をサポートしてくれます。
特定保健指導は職場で受けることができる他、健診の当日に受けられる健診機関もあります。
全国健康保険協会和歌山支部は「過去何年かの健診結果があれば、照らし合わせることで、自身の生活習慣の変化が見えてきます。それを基に改善への方法を一緒に考えます」と説明。
その上で、「少し気を付けるだけで予防につながることも。理解している指導内容だと思っても、再確認のつもりで受けてください。新たな発見があるかもしれません」と話しています。
次回2月は、健診結果の見方について説明します(続)。
お問合せ | 全国健康保険協会和歌山支部保健グループ |
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電話番号 | 073(435)0224 |
店舗名 | 全国健康保険協会(協会けんぽ) 和歌山支部 |
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電話番号 | 073-421-3100(代表) |
Webサイト | https://www.kyoukaikenpo.or.jp/shibu/wakayama/ |
住所 | 〒640-8516 和歌山市六番丁5 和歌山第一生命ビル3階 |
受付時間 | 午前8時30分~午後5時15分(土日祝日・年末年始を除く) |
定休日 | 土日祝・年末年始 |
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