協会けんぽインフォメーションvol.5病院や薬局でもらう薬ジェネリックに切り替えませんか？

「ジェネリック医薬品」は、先発医薬品の特許が切れた後に販売される「先発医薬品と同じ有効成分を同量含み、同等の効き目がある」と国が承認した医薬品です。少ない研究開発費で製造できるため、先発医薬品と有効成分は同じでも価格は安く設定されています。先発医薬品から切り替えると、最大で6割も薬代の負担が軽減できるものもあります。

また、ジェネリック医薬品の中には「大きな錠剤を小さくする」「錠剤をゼリーや液状、水なしでも飲めるようにする」「苦みやにおいを抑える」など、先発医薬品を飲みやすく改良したものや、薬に色を付けたり、製品名を印字したり、飲み間違いを防ぐために工夫されたものなどもあります。

医療の高度化や少子高齢化などにより、医療費は毎年増加を続けています。医療費の増加は、皆さんの健康保険料の負担増加に直結します。

誰もが等しく治療を受けられる国民皆保険制度を維持し、将来の世代に負担を先送りしないよう、今一人一人ができることとして、ジェネリック医薬品使用による医療費の節減が求められています。

薬をもらうとき、医師や薬剤師に「ジェネリック医薬品を希望している」と伝えてください。ただ、薬の種類によってはジェネリック医薬品を扱っていない場合もありますので、詳しくは、医師・薬剤師に相談してください。

全国健康保険協会では加入者に、「お薬手帳」や「健康保険証」に貼って医師や薬剤師へ意思表示できる「ジェネリック希望シール」を無料で配布しています。伝え忘れを防げるシールが必要な人は、企画総務グループ073(421)3101に連絡をください。
(全国健康保険協会和歌山支部企画総務グループ)

店舗名	全国健康保険協会（協会けんぽ）和歌山支部
電話番号	073-421-3100（代表）
Webサイト	https://www.kyoukaikenpo.or.jp/shibu/wakayama/
住所	〒640-8516　和歌山市六番丁5 和歌山第一生命ビル3階
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定休日	土日祝・年末年始