協会けんぽインフォメーションvol.29
薬を処方してもらうとき
ジェネリック医薬品を希望しましょう

 薬局などで薬を処方される際によく耳にする「ジェネリック(後発)医薬品」。ジェネリック医薬品に切り替えると、“効き目や安全性は今までと同じか?”と不安に感じる人もいるかと思います。

ジェネリック医薬品は、先発品と同様に体内で有効成分が吸収されるかどうかなどの厳しい試験をクリアしており、“効き目や安全性が先発品と同等である”と、国(厚生労働省)が認めている薬です。製剤を小型化するなど、子どもから高齢者までが飲みやすいよう工夫されているものもあるので、一度ジェネリック医薬品を試してみてはいかがでしょうか(工夫点は下記参照)。

また、ジェネリック医薬品は先発品よりも「低価格」であることが特徴です。全国健康保険協会(協会けんぽ)は、ジェネリック医薬品への切り替えで、どのくらい薬代の自己負担額が安くなるかを確認できる「ジェネリック医薬品に関するお知らせ」をお送りしています。自身がいくら節約できるかを確認してください(協会けんぽの加入者で薬代を一定額以上軽減できる人にだけ送付)。

2021年度の和歌山支部実績では、お知らせの送付後にジェネリック医薬品に変更した人は、年間で平均1万7521円もの医療費が節約できています。切り替えを希望する人は、一度医師や薬剤師に確認しましょう。ただし、現在一部のジェネリック医薬品は供給不足などにより、切り替えが難しい場合もあります。(全国健康保険協会和歌山支部企画総務グループ)

ジェネリック医薬品の工夫点

①製剤の小型化
(小さくして飲みやすく)

②剤形の変更
(カプセルを飲みやすい錠剤に)

③味の改良
(コーディングで苦みなどを軽減)

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